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グルコサミンは関節痛に効果があるの?

歳を取ることと体が衰えることは、抗えないことです。

私たちは最期まで自分の足で歩き、自分の歯で噛み、自分の意思で体を動かして元気に生きていきたいと願うでしょう。

 

ですが思い通りにいかないのが人生です。

時間が経てば歳は取りますし、体は衰えて顔は老け、体のあちこちに痛みが出てきます。

これは誰にも避けられないことなのでしょうか?

 

歳を取ることは避けられないとしても、顔が老けないように美容に気を使ったり、体に痛みが出ないように予防したりすることはできるはず。

つまり自分の心掛けや工夫、努力次第で未来は変えられるのではないでしょうか。

この記事では、加齢とともに現れやすい症状である「関節痛」について書いていきたいと思います。

 

関節が痛くなる原因とは?

 

 

まずは関節痛のしくみから書いていきます。

関節というのは、骨と骨を繋いでいる箇所のことを言います。

骨と骨の間にすき間があるため、曲げたり伸ばしたりすることができます。

 

骨と骨のすき間には軟骨があり、軟骨は骨同士がぶつからないようにクッション代わりになっています。

また関節の周りには滑液で包まれており、滑液は軟骨に栄養を与える役割と、骨同士の衝撃を吸収する役割があります。

つまり軟骨が健康であれば、関節に痛みが出ることはないのです。

 

ですが加齢によって軟骨が硬くなってすり減っていき、骨同士がぶつかってしまい、痛みを伴います。

関節の中でも痛くなりやすいのは膝です。

膝は1番酷使しやすい箇所なので、痛みも出やすいのです。

 

スポーツ選手でも膝の軟骨や半月板を損傷してしまうことがありますが、このように膝に負担をかけ続けると軟骨や半月板が変形してしまい、痛みが出てきます。

ひどくなると関節に炎症が起こったり、腫れたり、水が溜まってしまって痛みが長期間続いてしまいます。

そして炎症がひどくなると、関節の周りが硬くなってしまい、膝の曲げ伸ばしがしにくくなったり、動くたびに痛みを伴ったりします。

どういう方が関節痛になりやすいのかも書いていきます。

 

・高齢の方:長年膝に負担をかけているため、加齢によって痛みが出てきます。

・女性の方:男性よりも女性の方が発症しやすいです。

・O脚の方:軟骨がすり減りやすいためです。

・肥満の方:体が重いとその分膝にも負担がかかるためです。

・足の筋力が低下している方:膝の関節は筋肉に支えられているためです。

・スポーツの経験がある方:膝に負担がかかりやすいためです。

・過去に膝を怪我したことがある方:過去に膝を痛めている場合は発症しやすいです。 激しいスポーツをしていなかったとしても、過去に膝を怪我していなかったとしても、運動不足や軟骨のゆがみなどから痛みは発症します。

 

なので関節痛というのは、誰でもなることがあるものなのです。

 

関節痛に有効だと言われている成分について

 

 

関節痛の予防のために、サプリメントなどを取り入れている方もいるでしょう。

そういったサプリメントは本当に効果があるのか、疑問に思うことはありませんか?

 

関節痛に効果があるとよく言われている成分は【グルコサミン】【ヒアルロン酸】【コラーゲン】です。

この3つの成分に関節痛を改善、予防する効果はあるのかを調べてみましょう。

 

グルコサミン

 

グルコサミンはアミノ酸の一種です。

グルコサミンを飲むことで膝の痛みが少し和らいだという研究もありますので、試してみる価値はあるでしょう。

またアミノ酸の一種だということで、安全性も高いです。

ただし飲みすぎると体調を崩す恐れがありますので、目安の量を守るようにしましょう。

そしてサプリは薬ではありませんので、即効性はないと思います。

ですがグルコサミンを摂取し続けることで、効果も実感できるかもしれません。

 

ヒアルロン酸

 

続いてはヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸は膝の関節に直接注射するという方法もあり、痛みを取るためには定番の方法です。

ですが注射ではなく、サプリとして摂取する方法もあります。

ヒアルロン酸によって関節の痛みはやわらぎ、関節をスムーズに動かしやすくなります。

 

コラーゲン

最後にコラーゲンです。

コラーゲンは軟骨のダメージを修復する役割があるため、軟骨がすり減って痛みが出ている人にはぴったりです。

軟骨が再びクッションとして機能するようになれば、痛みも弱まります。

またコラーゲンには骨を丈夫にする効果もありますので、足腰が弱っている方はぜひ補っておきたい栄養素ですね。

 

関節痛を改善・予防するために最適な食事とは?

 

 

食事の栄養を考えることで、体の内側から関節痛にアプローチすることもできます。

ではどんな食材が関節痛に有効なのかを見ていきましょう。

 

▼コンドロイチン 関節や軟骨に影響する栄養素で、軟骨にとっての潤滑油の役割があります。 コンドロイチンが多く含まれている食材は以下の通りです。

鶏皮、ウナギ、ヒラメ、フカヒレ、山芋、里芋、納豆、なめこ、オクラなど

 

▼グルコサミン グルコサミンが多く含まれている食材は以下の通りです。

カニやエビの殻、ウナギ、干しエビ、山芋、オクラ、キノコ類など

 

▼オメガ3脂肪酸 関節痛の痛みを和らげる役割があります。

オメガ3脂肪酸が多く含まれている食材は以下の通りです。

ウナギ、ブリ、サバ、鮭、イワシ、サンマ、マグロ、亜麻仁油など

 

▼タンパク質 体を構成するために必要な成分です。

タンパク質が多く含まれている食材は以下の通りです。

肉類、魚類、豆類、卵類、乳製品など

 

これらの食材を組み合わせて、関節痛に有効な栄養素を毎日補うようにしてみましょう。

 

関節痛を予防するためにできること

 

 

では関節痛を予防するための方法も書いておきますね。

先ほども書いたように、関節は筋肉に支えられています。

なので普段から運動を行って、関節を支える筋肉を育てておくことが大切です。

 

膝の関節を支えるためには、ウォーキングなどで足の筋肉を鍛えるといいでしょう。

また体を柔らかく保っておくことも、怪我防止のためには有効です。

なので普段からストレッチやヨガなどを行って、体の柔軟性を高めておくようにしましょう。

 

運動をする上で注意することは、決して関節に負担をかけないようにすることです。

関節に負担をかけると痛みが出てしまいます。

なので運動中や普段の生活の中でも、関節に負担をかけないことを心掛けましょう。

 

立ち上がったり、座ったり、歩いているときなど、動作はゆっくりと行うようにしましょう。

すでに膝に痛みが出ている方などは、サポーターを使うことも有効です。

 

また関節は冷えにも弱いですので、関節を冷やさないようにしましょう。

体の血行が悪くなると怪我もしやすくなりますので、湯船につかったり、温感効果のあるサポーターなどを使って、体を温めるようにしましょう。

 

すでに体の痛みで悩んでいる場合

 

 

ここまで関節痛の原因から、予防方法などについて書いてきました。

ですがこれらの内容は、どちらかというとまだ痛みが出ていない方向けの内容だったと思います。

すでに関節などに痛みが出ていて、痛みがなかなか和らがなくて困っているという方もいるでしょう。

 

そういった方は、「整体院おくやま」までお越しください。

 

関節痛など、体の痛みを和らげることを得意としていますので、慢性的な痛みであっても和らげることができます。

何も対策をしないと痛みは消えませんし、どんどん痛みが増してしまう可能性もあります。

 

関節痛以外にも、腰痛やヘルニア、坐骨神経痛、五十肩など、さまざまな体の痛みに対して施術を行えます。

なので痛みを放っておかずに、お気軽にご相談ください。