腰痛予防の鍵は「土踏まず」にあった

土踏まずは足の裏にあるアーチ状のくぼみです。土踏まずを常に意識して歩いていないかもしれませんが、実は人間にしか土踏まずはありません。二足歩行の私たち人間は、四足歩行よりも足や腰へ大きな負荷がかかります。
大きな負荷がかかってもその衝撃を吸収できるように、私たちの足の裏は進化したのです。

土踏まずがない方は要注意

土踏まずは、二足歩行でも衝撃を受けすぎないように進化してできた形状ですが、生活習慣によってそのアーチが崩れてしまっている方もいます。
土踏まずが平らになる原因は、硬い地面を歩く習慣や足に合わない靴を履いていること、歩く機会が減っていることなどです。また、私たちが歩く道路の硬いアスファルトも土踏まずのアーチを崩してしまう原因の一つです。
土踏まずのアーチが崩れてしまうと、地面に足がついたときにダイレクトに衝撃を受けてしまいます。これが原因となって腰痛になってしまう方もいます。

土踏まずは作れる

腰痛を予防するためにもまずは自分の土踏まずをチェックしてみてください。きちんとアーチ状になっていますか？平らに近い状態なら土踏まずを作るトレーニングをしましょう。
土踏まずを作るトレーニングとして代表的なのは、タオルギャザーです。床にタオルを敷き、椅子に座ってタオルの上に足を乗せます。あとは足の指の力を使ってタオルを引き寄せましょう。
足裏がアーチ状になるようにしっかり力を入れます。これを繰り返し行うことで、土踏まずのアーチを回復させる効果が期待できるでしょう。

神経が関係する腰痛

神経が関係している腰痛は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などです。
これらの場合は腰痛の原因が特定でき、特異的腰痛と呼ばれます。脊髄神経が圧迫されることで腰やお尻、足に痛みや痺れを引き起こします。

栄養不足

栄養と腰痛に何の関係があるの？と思うかもしれませんが、タンパク質などの必須栄養素が足りないと疲労が回復できず、最終的に腰痛になってしまうことがあります。

姿勢の悪さ

姿勢が悪いと体のバランスが崩れてしまい、骨が均等に体を支えられなくなります。背骨や骨盤に必要以上に負荷がかかることもあり、それが改善されないままになると、腰に痛みが出てしまうというケースです。

心因性腰痛

脳は日頃小さな痛みを感じないように、痛みをコントロールしているのですが、ストレスを受けると痛みをコントロールできなくなることがあります。
これによって疲労や小さな痛みを強く感じてしまうのが心因性腰痛です。ぎっくり腰や慢性的な腰痛があることがストレスとなり、悪循環が生まれてしまうこともあります。

腰痛は原因を究明するのが難しいとされている不調です。柏市の整体院おくやまでは、お客様の話をしっかり聞いて根本原因を究明していきます。まずは体の状態を詳しくお聞かせください。