リラックス効果がある

たっぷり睡眠をとったはずなのに、翌朝起きてもなんだか寝不足に感じたり、疲れが残っているように感じたりしてはいませんか。その場合は睡眠の質があまりよくない可能性があります。
良質の睡眠をとるようにするためには、体をリラックスさせることが大切です。ストレッチをすると前頭葉でアルファ波が増え、副交感神経が活発に働くようになります。副交感神経は体をリラックス状態にする重要な要素です。ストレッチをして眠りにつくことで質のいい睡眠がとれ、翌朝もすっきり起きられるでしょう。

血流の促進につながる

寝る前にストレッチを行うと、全身の代謝が上がり筋温も上昇します。代謝・筋温の上昇に伴い、筋肉が柔らかくなり、その結果、圧迫されていた血流がよくなるというわけです。
取れない疲れや体のコリ・ハリがある場合、血行が悪くなって筋肉が固まってしまっていることも少なくありません。寝る前にストレッチを行えば、血流の促進につながるでしょう。疲れが取れやすくなり、コリやハリも軽減される可能性があります。

寝る前にストレッチをする習慣をつけておけば、徐々に筋肉の柔軟性が高くなりますので、整体院で施術を受けるときも関節の可動域が広くなり、効果的に施術ができます。
柏市の整体院おくやまに来院されるお客様にも、セルフメンテナンスとしてストレッチをおすすめしています。皆さんも今日からぜひ取り入れてみてください。

ぐるぐる運動

立った状態で両手を両肩の上に置きましょう。この状態で肩甲骨を動かすイメージで、円を描くように肩全体を動かしてください。前回しと後ろ回しを両方30回ずつ行いましょう。

背中を反らすストレッチ

まっすぐ立った状態で両手を後ろで組んでください。腰の高さもしくはお尻の高さで手を組むイメージです。その状態から胸をしっかり張り、両手を後ろに引っ張りながら、そのまま無理のない高さまで腕を上げていきましょう。
10～15秒ほどキープし、腕を元の位置に戻します。これを10回程度繰り返してください。

椅子に座ってストレッチ

オフィスワークや在宅勤務などで、長時間椅子に座った状態が続く方におすすめなのが、椅子に座った状態で行うストレッチです。椅子に座ったまま腕を前に突き出し、両手を組みましょう。そのまま背中を丸めるようにして、両手を前に伸ばします。このとき、肩甲骨が開いていることをイメージしてください。10〜15秒ほどキープします。
次に両手を離し、肘を床から平行にした状態で後ろにグーっと引っ張ります。胸を張って肩甲骨を寄せるイメージです。このまま10〜15秒ほどキープします。これを10回程度繰り返してください。

タオルを使ったストレッチ

フェイスタオルを用意します。タオルの両端を持ち、頭の上にくるように腕を伸ばしましょう。その状態から肘を曲げ、タオルが頭の後ろを通るように下げていきます。下げるときは胸を張るイメージです。限界まで下げたら10秒間キープします。これを10回繰り返しましょう。

ただし、肩甲骨はがしを自分で行う場合には気をつけるべき点があります。首や肩、背中などの状態によっては痛めるおそれがあり、体の負傷につながります。肩甲骨はがしのリスクを回避するなら、整体院で施術を受けることが望ましいです。